西成区・高野山 (大阪府・和歌山県/日本)

2014年08月03日21:54

日常の中に非日常な場面を取り入れると、私の生命は活性し躍動感溢れだす。
生きているそのことだけで充分ありがたいというシンプルな自分へ軌道修正できる。
旅という非日常がある日常、それが私の生き方。
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大阪で安宿を検索すると新今宮界隈の宿が多く出てくる。

以前に一度この辺りで泊まろうとしたことがあった。けれど何となく躊躇する自分がいたのと、身内からの「やめとけ」のひとことで却下。


もうあれから何年経っただろう。

今回の関西はどう過ごそうか思案する中で私の中に新今宮が再浮上。
深い理由は何もなく、ただどうしても今向かうのはここだという想いがしてならなくなった。それだけ。

最近はバックパッカーが安宿を求めここを訪れることが増えたよう。雰囲気が変わってきている様子。
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実際、降り立ってみると確かにそう。
昔は足がすくんでしまうくらいの緊迫感や恐怖感が漂っていたけれどそれはかなり薄らいでいる。独特の臭いも薄らいでいる。22時頃でも女性が1人歩きする姿がある。



荷物を宿に置き周辺を歩いた。

道端で座り込んで飲酒する数人が大声で言い争いしている。けれどその内容は子供の喧嘩のよう。彼らは大声を出すその行為自体を必要としているだけなのだろう。
何をするでもなく座り込んでいる人たちが道端にたくさんいるけれど通りすがりの人を攻撃しようとする空気は感じない。あとをつける様子もない。湿度低く過ごしやすい日だったから暑さでへばって動けないという様子でもない。



これを読んでなぜか元気が出た。
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多くの複雑な想いが私の中で回る。
宿へ。




3畳一間の小部屋。
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荷物を身体から離し身軽になって寝られることはとても贅沢で有難いことだ。でもこれは、費用を切り詰めた旅をしなければ気付けないことなのかもしれない。

この部屋の歴史を知ることはできないがきっとたくさんの人のいろんな気持ちがここを通過していったのだろう、そう感じる。


すぐ近くには通天閣。
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西成についてはいろいろな情報があるけれど他のアジアの国の安宿街の空気と変わらない、いや、ここ安心かもとも思える。生まれ育った国だからそう感じるのかも知れないが。
それよりこの地域の高齢化に伴う問題が深刻になっているのが現状のよう。少なくとも今私からここが危ない場所という感想は全く出てこない。


現代は情報がすぐ手に入りそれに助けられる面は増えている。でも情報と実際は全然違うことも多い。
敬遠されるイメージが強い西成、しかしここに来なければ今の西成の真実は判らない。


私たちは経験をし真実を知ることをしなさ過ぎている。
情報を得てもそれが真実なのかを確かめないままSNSなどで拡散する姿勢は間違っていることに私たちは気付かなければいけない。

経験し真実を知る、それがヨガ。



さて。
新今宮周辺は鉄道駅が多い。
高野山へ行くにも便利。


そう、高野山。
7月上旬に書類整理をしていたらヨガ師匠龍村修氏の高野山合宿の案内を発見。すっかり忘れていた。
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予定のない日と見事に重なっている。行けということだな。即決。


新今宮に降り立った翌朝、通勤ラッシュの南海電車に揺られる。
進むほどに景色はどんどん緑が多くなっていく。
走る電車の隙間から入って来る空気が森林の匂いになっていく。


高野山駅ひとつ前の極楽橋駅。
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極楽橋。
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今回ここから自力で登っていく予定だった。
けれど、先日の台風で歩行困難区間があるのと熊出没情報があり断念。
私には熊と意思疎通できる自信がどうも湧いてこない。





ケーブルカーで高野山登頂。
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高野山駅から歩いて大門へ。
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来年は高野山開創1200年。
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高野山内での大まかな動線を事前に決めていたけど、それに拘らず自ずと心身が向かう方へ進むことに。

結果、奥の院へ向かう事ばかりに。



一の橋。
奥の院の参道はここから始まる。
この先は聖域。
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奥の院まで約2km。


たくさんの杉と墓、鳥の声が響き渡る。
聖域を歩きながら内観している自分にふと気付く。無意識に動禅をしていたことに驚いた。




御廟橋から向こうは聖域中の聖域。
その最も奥、奥の院御廟裏手に立つとなぜかそこからなかなか離れることができなかった。
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合宿の内容で冥想についての座学が多かったことも併せ、今回の高野山で今の私は動禅より座禅を通じ内観を深めよと教えられたのだ、と受け取りました。

また、奥の院を背に歩く時「冬の高野山にも来てみたい」という想いが何度も浮かびました。

再びここへ参ることとなる日までこの先も日々自己研鑽を続けます。
たくさんの気付きがあった数日間でした。ありがとうございました。
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プロフィール

福島のぞみ

Author:福島のぞみ
・健康運動指導士
・介護予防運動指導員
・龍村ヨガ研究所指導者養成講座第8期卒業

「自分の健康は自分で守る」
この意識向上を現代社会に広めなければと活動中

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