貴船山・鞍馬山(京都/日本)

2012年10月31日22:35

日常の中に非日常な場面を取り入れると、私の生命は活性し躍動感溢れだす。
生きているそのことだけで充分ありがたいというシンプルな自分へ軌道修正できる。
旅という非日常がある日常、それが私の生き方。

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関西に帰省。
用事は少し。思いつくままに過ごす数日間。

人と待ち合わせまでの時間潰しに駅で手にしたパンフレットがきっかけで洛北へ向かうことにした。


京都の日常的な通勤通学混雑に紛れ、
北上するほどに乗客が少なくなっていく光景の中、貴船口駅に到着。
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降り立つと山の自然が発する凛とした空気に包まれた。こういう瞬間が幸せなんだ。
ここは水源の森。
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紅葉が進んでいく途中だからこその美しさで溢れていて、
完全な紅葉より淡い彩りの方が私は好きだと気付いた。
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大きい石がゴロゴロある自然そのままの川。
水が石にぶつかりながら淡々と流れていく様子や、
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高いところから低いところに落ちる場所、
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いつまでもじーっと見ていられる、無になれる。



用水路から落ちていく様子も、
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鯉の群れも、
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ただ見ているだけの無の自分になれる。

そういえば、昔はこういう場所で遊んでたな。
環境の変化やとらわれる物事が増えるほどに忘れてしまっていた自分が自然を取り戻すための場所。




たくさんのことを感じながら歩き、貴船神社に到着。
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神水があり、一と二の言葉は特に心に響いた。
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このあと山道を歩いて鞍馬寺へ行く、予定のはずがこんなのを見つけ、
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「観光用ではなく事業用ですがよかったら自己責任でどうぞ」的に言われると、裏メニューに出くわした感満載で一気に私の冒険心行ってしまえ精神に火がつき、ズンズンズンズン登ってってしまう。
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仰る通り、本当に観光用ではございません。
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進むほどに人工的な音や人の気配が遠くなり、人間という動物は私ひとり。
森林の深く濃く厳かな空気に変わっていくのが判る。
もし恐怖心に襲われていたら携帯の電波が届くかを頻繁にチェックしたかもしれない。
でも全くそこに意識がいかなかった。
奥に進むほどに空は雲が切れ、太陽が木々や地面や私を照らしてくれ陰湿な空気でなかったからだと思う。
太陽は偉大だ。
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この扉にたどり着いた時はさすがに、鹿が出る場所なのかと少し怖くなった。
でも後戻りはしたくない。行くしかない。
軽い冒険だったはずが、丹田に力を集め感覚を鋭敏にし続ける修行へと切り替わった瞬間だった。
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展望エリア。
深い静けさ、響き渡る鳥の声。
ここに来ることでしか感じられない空気はどんな言葉を使っても伝えることは出来ない。
暫く離れられなかった。
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鮮やかでふんわり感ある苔や、
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藻みたいなのに出会えました。
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古事の道を抜け鞍馬山を一旦出、気持ち新たに鞍馬寺西門から入山。
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観光用の道はよく整備されている。
でも、階段に従って登っているとすぐ疲労してくる。
階段の無い脇の地面を歩く方が疲れない。
そう、自分の歩幅で進んでいけることが大切なんだ。
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木の根がニョキニョキしてようとも、そこをひょいひょい歩ける自分のままで居たい、いつまでも。
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たくさんの人達とすれ違いその度に挨拶を交わし鞍馬寺境内を抜けていく。
やがて今回の私の出口へ。
振り返って見上げた、立派だ。
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無の自分になっていた瞬間がいくつもあったこの山々での時間は本当に素晴らしかった。
滞在6時間、勾配ある道を歩いていた時間が殆どだったけれど疲労感でなく充実感だけが私を満たしてくれた。
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14時半前。
たくさんの人達がこれから観光するためこの終着駅で下車していく。
折り返し運転するその電車に乗り込み、洛北へ深く感謝しながら帰路についた。
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ありがとう貴船山・鞍馬山。
またいつか歩きに来させて下さい。
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プロフィール

福島のぞみ

Author:福島のぞみ
・健康運動指導士
・介護予防運動指導員
・龍村ヨガ研究所指導者養成講座第8期卒業

「自分の健康は自分で守る」
この意識向上を現代社会に広めなければと活動中

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